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お倉が建った時、先生は、真っ先にお祝いとして十俵の米を寄附いたしました。
これを聞いた領民たちは、それぞれ身分相応の寄附を申し出たので、
見る間に報民倉には米や麦や粟が一杯になりました。
この穀物こそは、あの恐しい天保7・8年の大飢饉に備えて、
領民の命をつなぐ尊い糧となったのであります。
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