田原市博物館|平成24年 秋の企画展

再発見 日本の書画の楽しみ〜暮らしに息づく山形・長谷川コレクション

2012年9月29日(土)〜11月11日(日)

休館日 毎週月曜日
開館時間 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料 一般500円(400円) 小・中学生は 無料
※毎週土曜日は高校生も無料
※( )は20名以上の団体割引料金です。
※吉胡貝塚資料館との共通券もあります。
主催 田原市博物館・㈶崋山会・中日新聞社
後援 愛知県教育委員会
展示作品 → 展示作品リストはこちら

※9月29日[土]は開会式終了後の午前11時から一般公開となります。
※10月8日[祝]は開館し、翌10月9日[火]に休館します。
※10月11日[木]は崋山大祭のため無料公開となります。

長谷川コレクションは、絵画、書の名品が含まれたコレクションで、現在の山形銀行の経営に携わり、美術への造詣も深かった初代直則氏以来、代々引き継がれ、山形美術館に寄贈された作品の一部は重要文化財・山形県指定文化財になり、江戸時代から近代にわたる作品が知られています。今回、その長谷川家の所有する京都四条派や明治期の文人画の名品を中心に展示させていただくことになりました。

日本の四季を感じさせる作品群は、まさに日本の風土そのものといっていいでしょう。本展ではテーマを12に分け、暮らしに息づく日本の書画の楽しみを再発見していただきます。

主な出品作品

テーマ1 四季を彩る―春 橋本関雪・川合玉堂
テーマ2 四季を彩る―夏 渡辺崋山・長沢芦雪
テーマ3 四季を彩る―秋 竹内栖鳳・山本梅逸
テーマ4 四季を彩る―冬 小田海僊・高久靄厓
テーマ5 慶弔のこころ 島田元旦・川端龍子・富岡鉄斎
テーマ6 掛軸の表現力 菱田春草・小室翠雲・木村武山
テーマ7 額と屏風の妙 富岡鉄斎・平福百穂・橋本関雪
テーマ8 詩と画の交響 浦上春琴・富岡鉄斎
テーマ9 別世界への憧れ 奥原晴湖・富岡鉄斎・中林竹洞
テーマ10 文人・俳人・名士の筆跡 頼山陽・夏目漱石・斎藤茂吉
テーマ11 工芸家・洋画家の一面 中川一政・板谷波山
テーマ12 長谷川家ゆかりの書画 高村光太郎・山村耕花・松村景文

以上、作品約75点

期間中の催し物

講演会

「山形・長谷川コレクションと古き良き時代の審美眼― 日本の書画を楽しむ ―」
10月11日(木)午後1時30分/入場無料
会場:崋山会館
講師:大阪国際大学国際コミュニケーション学部講師
   村田隆志氏

展示解説

10月6日(土)午前11時
講師:元栃木県立博物館学芸員 茨木恵美氏

11月3日(祝)午前11時
講師:当館副館長 鈴木利昌

田原城跡・月見会

9月29日(土)午前6時30分
茶席100円、童謡・唱歌の合唱

博物館講座

「渡辺崋山を知るために」
11月11日(日)午前8時45分
会場:崋山会館