休館日 | 毎週月曜日(祝日の場合はその翌日) ※但し、9月21日(祝)・10月12日(祝)は開館し、 9月24日(木)・10月13日(火)は休館します。 |
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開館時間 | 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで) |
観覧料 | 一般600円(480円) 小・中学生は無料 ( )内は20名以上の団体割引料金 10月11日(日)は無料開放日 高校生は毎土曜日入場無料 |
会場 | 田原市博物館(企画展示室/特別展示室) |
主催 | 田原市博物館、財団法人崋山会、中日新聞社 |
後援 | 愛知県教育委員会、NHK名古屋放送局 |
田原城は田原藩一万二千石の居城でした。能楽は江戸時代には、武家の式楽となり、田原藩でも、元禄8年(1695)9月に、4日間ほど能が演じられ、翌年1月には、「高砂、田村、東北、龍田、猩々」と演目の記述も見られます。ほとんどは、三宅家藩主のために行われ、江戸出府あるいは国帰りの際、百姓まで参観を許され、赤飯も配られました。明治末年には、藩には、能楽の面が43面あり、能装束・小道具も伝来していました。
また、田原藩家老渡辺崋山も天保3年(1832)の『客坐掌記』に、「勧進能舞台図、六月二十六日」と記述した勧進能の舞台を囲む群衆をスケッチした場面から始まる十二図を描いています。これは江戸で行われた観世大夫の勧進能興行の様子を見物した際の記録と考えられるものです。
今回は、能装束の復原、制作により、能楽文化に貢献されている山口能装束研究所のご協力をいただき、江戸時代の能装束・能面を含めた多くの資料から文化として見つめられてきた女性像の歴史を感じていただく機会としたいと思います。
1. 能面 深井・天下一河内作(江戸初期) 2. 能面 孫次郎・天下一友閑作(江戸初期) 3. 縫箔 七宝花菱文様 花色地
4. 唐織 桧垣地源氏車薔薇菊文様 段替り 5. 江戸期 大口 緋地 6. 水衣 桜樹文様 紫暈し地 7. 半切 変り鱗文様 紫地
8. 腰帯 鱗文様 紅地胴箔 9. 腰帯 枝垂桜釘抜文様 紅地胴箔 10. 鬘帯 団扇唐草文様 紅地 11. 鬘帯 鉄線文様 納戸地
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8月22日(土)午後5時 入場券3,500円 博物館にて販売中 《自由席、中高生以下無料》 田原城跡月見会 10月3日(土)午後6時30分 呈茶席・句会等 《茶席有料》 特別講座・公演 10月11日(日)午後1時30分 出演予定/金春流本田光洋氏ほか 崋山会館 図録をお買上げの方で、当日先着80名様まで前列の特別観覧席(整理券配布) をご用意いたします。 能装束解説 9月6日(日)・10月12日(月)午後1時30分 博物館内 《要観覧料》 展示解説 8月22日(土)・9月20日(日)・11月7日(土) 午後1時30分 博物館内 《要観覧料》 |
渡辺崋山
一掃百態図《重要文化財・文政元年(1818)》、 客坐掌記《重要美術品・天保3年(1832)》 小田莆川 (1805〜1846・渡辺崋山の弟子)客座縮図 他に、鈴木其一(1796〜1858)・松野奏風(1899〜1963)らの能場面を描いた作品も展示します。 唐織42点、摺箔・縫箔12点、長絹10点、水衣4点、能面20点、鬘帯・腰帯65点など |
今回の企画展の図録を販売しております。出品作品の図版が数多く掲載されています。
この機会にぜひお買い求めください。 A4版、カラー・1色 136ページ 無線綴じ 価格1,500円(税込)