会場 | 田原市博物館 |
---|---|
開館時間 | 開館時間:午前9時〜午後5時 (入館は午後4時30分まで) |
休館日 | 毎週月曜日 ※ただし、月曜が祝日の場合は火曜休館、 12月28日(木)〜1月4日(木)まで休館 |
入場料 | 400円(320円)、小・中学生以下無料 ( )は20人以上の団体料金。 ※毎週土曜日は高校生も無料。 ※展覧会初日は入場無料 |
主催 | 田原市教育委員会、田原市博物館 |
→ 展示作品リストはこちら |
保美貝塚は、国史跡吉胡貝塚、県史跡伊川津貝塚ととも に縄文時代後・晩期の貝塚で、「渥美の三大貝塚」として知ら れています。また古くから多くの人類学者、考古学者の調査 が行われ、出土した遺物・縄文人骨は、黎明期の日本の考古 学・人類学の発展に大きく貢献したことで有名な遺跡です。
近年の調査で、東海地方初めての環状木柱列の発見、国 立歴史民俗博物館研究チーム調査による盤状集骨葬例の 発見とその研究など、過去の調査に加えめざましい新発見 があり注目されています。また、田原市の調査と、過去の調査 資料の整理によって保美貝塚は吉胡・伊川津貝塚とともに、東海地方はもとより日本の縄文文化の地域間交流を示すば かりでなく、縄文時代の社会、日本の歴史を考えるうえでも 大切な遺跡であることが再確認できました。
この展覧会は、90年ぶりに里帰りする遺物をはじめ、最新 の出土品による成果を通じ、保美貝塚の調査の成果を広く 市民の皆さんを始め多くの人たちに知っていただくため企画 したものです。
今回の展覧会、関連行事を通じ、保美貝塚、ふるさとの歴 史の深さ、素晴らしさを知っていただき、明日のまちづくりを考えるきっかけになればと思います。
日時:平成29年12月16日(土)、平成30年1月6日(土)
いずれも午後1時〜
講師:当館学芸員 参加無料(※要観覧料)