田原市博物館 冬の企画展 市町村立美術館活性化事業 第17回共同巡回展実行委員会 日本・ベルギー友好150周年記念

P.DELVAUX

姫路市立美術館所蔵 ポール・デルヴォー版画展 ー幻想のヴィーナスたちー

田原市博物館 2016年12月3日土曜日から2017年1月22日日曜日

【休館日】 月曜日(ただし、月曜日が祝日の場合は開館、翌日休館)、12月28日(水)〜1月4日(水)
【主 催】 第17回共同巡回展実行委員会、田原市博物館、中日新聞社
【後 援】 愛知県教育委員会、ベルギー大使館、公益財団法人フランダースセンター
【観覧料】 600円(480円)、小中学生は無料。
※12月3日は無料開放。( )内は20人以上の団体割引料金。毎週土曜日は高校生も無料。
【開館時間】 午前9時〜午後5時(入館は午後4時30分まで)
→ 展示作品リストはこちら

ポール・デルヴォー(1897〜1994)は、ベルギーを代表するシュルレアリスムの画家です。1920年代に絵画制作を始め、印象派、表現主義に影響を受けたのち、デ・キリコ、ルネ・マグリットらの作品に出会い、シュルレアリスム的な作風に転向します。

デルヴォーは、自らが愛するものや、女性像等を組合せ、独自の夢幻の世界を創り上げました。古代神殿や駅舎を舞台に、つぶらな瞳の女性たちが、まどろみ、さまよい歩く、まるで白昼夢のような世界は、観るものの心の奥底に強く焼き付く不思議な魅力があります。1966年より本格的に版画制作を開始した彼の版画は、描線の積み重ねが画面を支配する、油彩にはない深い陰影の世界を生み出しました。そこには、シュルレアリスムだけに限定されない複雑で豊かな裏付けを感じさせます。

日本とベルギーの外交樹立から150年を数える本年、日本におけるベルギー文化の理解がより一層深まることを期待し、デルヴォーが生涯制作した版画の大半を所蔵する姫路市立美術館のコレクションから、幻想のヴィーナスたちを紹介します。

1.夢想するアンヌ(1966) 2.ささやき(1981) 3.見者(1974)
©Foundation Paul Delvaux, Sint-Idesbald-SABAM Belgium / JASPAR 2016 G0637

ポール・デルヴォー版画展 チラシ

http://www.taharamuseum.gr.jp/exhibition/ex161203/pdf/paul_delvaux_flyer.pdf(PDF:1.3MB)

作品紹介

ポール・デルヴォー版画展 展示リスト

http://www.taharamuseum.gr.jp/exhibition/ex161203/pdf/paul_delvaux_list.pdf(PDF:1.9MB)

作品紹介

市川市芳澤ガーデンギャラリー

http://www.tekona.net/event/detail.php?id=7037

大垣市スイトピアセンター

http://www2.og-bunka.or.jp/event/data_633.html

ベルギー大使館

http://belgiumjapan150.jp/ja/events/paul-delvaux-exhibition-works-from-the-himeji-city-museum-of-art

広報たはら:田原市博物館冬の企画展

http://www.city.tahara.aichi.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/004/543/tahara1611-05.pdf(PDF:892KB)

企画中の催し物

記念講演会 演題「ポール・デルヴォーの世界」

日時:12月3日(土)13:30〜15:00 会場:崋山会館 入場無料
講師:高瀬晴之氏(姫路市立美術館 学芸課 課長補佐)

記念講演会 演題「ポール・デルヴォーの魅力の秘密」

日時:1月15日(日)13:30〜15:00 会場:崋山会館 入場無料
整理券配付:11月3日(木)から 講師:村松和明氏(岡崎市美術博物館 学芸員)

文学座朗読会 整理券必要 整理券配付:11月3日(木)から

日時:12月11日(日)13:30〜14:30 会場:崋山会館(田原市博物館隣接)松の間

文学座俳優高橋ひろしさんによる「青い鳥」の一人語りライブ
ベルギー出身の作家メーテルリンク、不朽の名作「青い鳥」の幻想的な世界をお楽しみください。

高橋ひろし:埼玉県出身。1986年、文学座附属演劇研究所入所。1991年に文学座座員となり、俳優として活躍。初舞台は1988年『作者を探す六人の登場人物』(文学座アトリエの会)。主な舞台作品は『長崎ぶらぶら節』、『リア王』、『オセロー』、『アンナ・カレーニナ』など。声優としても『るろうに剣心』(佐渡島方治)や『おじゃる丸』(冷徹斎星月)の他にテレビ、CM等にも多数出演。また、宮沢賢治作品などの一人語りの活動もしている。

印刷博物館版画によるワークショップ 参加費300円が必要です

日時:1月15日(日)( 田原市博物館ロビー) 申込制(先着順) 申込:12月3日(土)から
1回目10:30〜11:30 定員10名/ 2回目13:00〜14:00 定員10名

チョコレートの香りのするカラフルなポストカードと本展オリジナルデザインのマイノートの印刷・製本体験。

田原市博物館学芸員によるギャラリートーク

申込不要 要観覧料 日時:12月10日(土)11:00〜/ 1月22日(日)11:00〜

展示内容

出品点数=テーマT〈ささやき〉と女性像34点、テーマUデルヴォーの連作21点、テーマVモティーフと心象風景22点、特別出品愛知県美術館所蔵こだまなど、計約80点を展示

展示内容