●渡辺崋山 寛政5年(1793)〜天保12年(1841) |
崋山は江戸麹町田原藩上屋敷に生まれました。画を金子金陵、谷文晁に学び、人物・山水・花鳥画など様々な作品を制作しました。弟子には、椿椿山・福田半香・平井顕斎・井上竹逸などがいます。蛮社の獄で捕らえられ、田原に蟄居の身となり、天保12年田原池ノ原で自刃しました。 |
●白井烟 明治27年(1894)〜昭和51年(1976) |
豊橋市花田町に生まれました。華椿系の流れを受けた松林桂月(1876〜1963)に師事し、大正9年第2回帝展に初入選し、戦後は日展に出品しています。昭和35年(1960)、日本南画院創設に参加し、理事を務め、「秀孤松」は文部大臣賞を受けます。豊橋文化賞を受け、田原町町政功労者としても表彰されました。 |
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