崋山に関連した文人画家の作品を展示 |
福田半香筆「春江山水図」
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田原市博物館は郷土の偉人渡辺崋山の生誕200年を記念し、崋山の関係資料と田原藩資料などの重要な文化財を保存、展示するため、田原城ニノ丸跡に平成5年4月に開館しました。
以来、当館では渡辺崋山にスポットを当て、渡辺崋山の関連作品の収集を果たすべき重要な責務と考え、関係画家を含めた資料を収集してまいりました。
昨年10周年の節目として「田原市博物館館蔵名品選図録第1集」を刊行し、当館の今後の活動を方向づける収蔵品105点をご紹介しました。今回、第1集に引き続き、第2集を新たに編集しました。貴重な文化遺産の収集・保存・研究・公開は博物館の重要な使命であり、所有しているコレクションの充実が最も重要であると考えています。引き続き、収蔵品の充実に努め、皆様の期待にこたえ、未来に向かって田原市を考えるための「博物館」を目指します。今回の企画展により、生涯学習の和が広まることを願います。 |
◆おもな出品作品
○渡辺崋山
○崋山の師:谷文晁
○崋山の弟子: 椿椿山・福田半香・山本谷・井上竹逸・永村茜山・斎藤香玉・立原春沙・椿華谷
○椿椿山の弟子: 渡辺如山・渡辺小華・野口幽谷・長尾華陽
○崋椿系画家:松林桂月・大橋翠石・山下青p・椿二山
80点を公開
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◆展示解説
当館学芸員
1月16日(日)・3月6日(日)午前11時
※申込不要、参加希望の方は観覧料が必要になります。 |
◆その他
今回の企画展の図録「田原市博物館館蔵名品選第2集」(オールカラー、無線綴じ、特別付録CD−R付、渡辺崋山印譜付、2,500円)を販売します。
「田原市博物館館蔵名品選第1集」(オールカラー、無線綴じ、特別付録CD−R付)も好評販売中 |