平常展 芝村義邦コレクション 生物の謳歌ー陶磁器を中心に
 
展示期間 平成16年8月25日(水)〜10月3日(日)
企画展示室1
作品番号
作品名
作者名
時代
7-14 菓子器 河村喜太郎  
10-81 手あぶり    
5-94 壷屋(沖縄)魚文抱瓶   1960〜70年代
12-148 徳利    
12-119 色釉蓋付湯呑 鈴木青々  
12-153 酒壺 河本礫亭  
7-6 赤絵花文壷 鈴木青々  
5-93 徳利 魚    
7-6 笹絵花瓶    
7-6 花瓶    
10-96 徳利    
7-6 花瓶    
7-6 色釉壷 鈴木青々  
7-6 青濁釉徳利   江戸時代後期
7-6 白濁釉徳利   江戸時代後期
7-6 花瓶    
7-6 瀬戸鉄釉徳利   江戸時代後期
16-223 干支の茶碗 河本礫亭  
6-34 油壷    
8-4 伊万里染付山水   江戸時代後期
14-187 大皿 大江幸彦  
14-189 色釉魚文皿 鈴木青々  
7-11 桃小皿 河本礫亭  
16-219 青華七賢人文灰皿 河本礫亭  
15-195 大皿    
14-188 大皿    
14-188 大皿    
7-10 中里太郎右衛門  
7-12 貝合せ    


芝村義邦コレクション

 芝村義邦氏は明治33年(1900)に、山梨県石和に生まれました。旧制成章中学(現在の愛知県立成章高等学校)が教員としての初めての赴任地でした。県内の高等学校長として時習館高等学校・瑞陵高等学校などを歴任されました。
 平成8年、名古屋市内の病院で死去。平成9年10月9日に、遺品の美術品が田原町へ寄贈されました。また、奥様のご意志により平成11年5月に追加寄贈されました。

 

陶芸作家略暦

鈴木青々    大正3年(1914)〜平成2年(1990)

 本名・新兵。愛知県赤津村生まれ。陶器商勤めから1938年作陶生活に入る。加藤華仙に師事、春陶会に参加。40年新文展初入選。44年登窯を築く。戦後設立されたオリエンタル陶彫研究所の運営に関わり、またグラウマ−と小山冨士夫の古窯調査に協力。53年日展特選、のち無鑑査、委嘱、審査員、評議員。日本新工芸展内閣総理大臣賞、理事。光風会展審査員、理事。朝日陶芸展・中日国際陶芸展・関西総美展審査員。65年名を青々に改めた。中日文化賞、愛知県文化功労賞、東海テレビ賞、国際アカデミー賞ほか。瀬戸陶芸協会理事長。昭和天皇皇后に食器謹作。ソビエト美術館永久保存。布目作品、色釉文様、彩砂磁など、独自の手法を用いて小品から陶壁まで幅広い創作。


河本礫亭    明治27年(1894)〜昭和61年(1975)

  本名・舜ニ。瀬戸の製陶業、真古園善四郎家に生れる。家業を継ぎ、1914年陶磁器品評会で最優等賞。21年平和博で金賞、以後海外の万博で受賞を重ねる。一方瀬戸初の研究団体陶均会の中心となり活躍。29年結成の加藤菁山をリーダーとした土の風景社では顧問を務める。33年瀬戸少年院に矯正院窯築窯、教授。42年美術保存に指定される。紀元2600年奉祝展、新文展、日展入選。49年には政府よりトルーマン大統領に贈る大飾壺を制作。愛知県文化功労者。染付磁器により県無形文化財。瀬戸市永年保存。
 
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